ただいま、インドネシア

こんばんは。studio napas. のTeriです。

約2ヶ月間の日本滞在を終えて、インドネシアに戻ってきました。
レバラン（断食明けの祭り）まっただ中で、日本で言うお正月の雰囲気です。

リサーチも兼ねてバリに一週間滞在しましたが、
バリで働いている多くの人がインドネシア中の田舎に帰省したりして、なんとなく静かなのでした。長期休暇のため、お店も多く閉まっていて今回はビーズと生地のリサーチを少しだけ。ウブドで気楽に滞在できそうな先も見つけたので、またゆっくり来ることにしました。


そうこうして、拠点であるジョグジャカルタに戻りましたが、
たった2ヶ月のあいだに、新しいお店が出来ていたり、ケーキ屋さんがリニューアルしていたり、インドネシアの移り変わりの早さと発展ぐあいを身近に感じました。

こちらでは、いつもみんなが「今」を生きてることがビリビリ伝わってきます。
日本のように遠〜い先のことまで計画立てることはあまり得意ではないですが、
みんな、「やる」となった時の動きの早さとパワーはすごいです。

さっきまでお茶を飲んでダラダラしていた友人とかも、いきなりエンジンがかかると、周り（のヒマそうな人たち）も巻き込んで凄いエネルギーで物事をこなしてゆく。
ただ、スタートが気まぐれなので夕暮れ時に始めて結局終わらず、また明日ねってなることは多いです。今日がだめなら明日、明日がだめならあさってです。

四季がないこともあり、時間が平たい線のように流れています。
日本で流れる時間がきれいに4つのブロックに分かれているとしたら、インドネシアで流れる時間はまるでどこまでも伸びる平たいゴムバンドです。

そんな違いを、自分の中でうまく共存させていくことも、ひとつの大事な仕事のよう。


さて、お正月（レバラン）だし、お土産のふりかけを持って職人さんに挨拶まわりでもしてこよう。そしてゆっくり、次に向けて新しいものづくりを始めます。



マングローブが群生しているバリのセランガンビーチで出会った、イケてる猫の兄弟の写真でお別れ。