真冬の日本に真夏のにほいを


こんばんは、ナパスのTeriです。
日本は冬のラストスパートですね。
特にわたしの地元の青森には早い春が訪れてくれるよう願っています。

さて、去年から挑戦していた「イカンバカール(焼き魚)」(※ブログ記事参照)の正体ですが、こうなりました。

でん。


もう、製作段階のただの焼き魚ではなく、とても繊細なバングルになりました。
写真のとおり、フィリグリーと呼ばれる銀線細工で作ったお魚の模様は二種類。

ホネホネくん(仮称)とテラテラちゃん(仮称)です・・・。
どちらもシルバーと、ゴールド(金めっき加工)でご用意する予定です。



こちらは新年の記事で乗せた生きかえった珊瑚さんのチョーカーです。
夏の首もとが開いた着こなしに。

 

ごっつく見えるけど、実はものすごく軽く、一足先に着用してくれている友人は、夜家に帰ってはずすのを忘れて寝そうになったそうです。(笑)
純度の高いシルバーなので柄の部分はやわらかく、体型に合わせて曲げていただけます。

こんな繊細なモチーフは、どうやって作られるのか?
この映像で少しでも伝わると幸いです。
※画面を拡大してごらんください



職人夫婦が力を合わせて作ってくれていて、
旦那さんが成形した固めの銀の枠に、奥さんが1mm以下の細〜い銀線でひとつひとつモチーフをはめていきます。
そして仕上げはおか〜あさん、ならぬお父さん。バカールバカール(焼き)をしてパーツが完成・・・気が遠くなるような、そして美しい、ジョグジャカルタ伝統の技です。

こんな技と夫婦に出会えて、それも自分のやりたかった形でジュエリーになるまで何度もトライしてくれて、既に一生の思い出です。(大切にしてくれる人のもとに届けるまでが、遠足ですが)



ほろり。



そしておまけはこちら。
暖かそうでしょ。というか暑いです。
少しでも雪国に、この暑さが届くとよいのですが。

いつも行っている海で、隠れた岩場があり、そこで撮影をしました。
なんと干潮の時は浜に降りられるんですが、潮が満ちてくるとともにどんどん立っている場所もなくなって、わりと断崖の岩をのぼらないと帰れないという。笑

ジュエリー共々流されかけて、モデルをしてくれた友人とあわててひきあげました。
灼熱の中モデルをしてくれた彼女と、心よくイイカメラを貸してくれた近所の(とはいえ僻地のため片道バイクで30分かけて届けてくれた)サーファーガールにも大感謝。


5月には、また日本国内でいくつかお披露目の場ができる予定です。
お楽しみに!
5〜6月、展示や行商のお声がけもお待ちしておりま〜す!



ではでは 次回はお魚の指輪を紹介します。







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